Cloud App Security では、SharePoint OnlineとOneDriveの両方に対して、SharePoint Onlineの単一のデリゲート アカウントを使用します。両方のサービスを保護するには、そのデリゲート アカウントをSharePoint OnlineとOneDriveのそれぞれで準備し、両方のサービスに必要なデータを追加します。
準備する際、 Cloud App Security では以下を同期できます。
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SharePointのすべてのサイトコレクションや、組織のOneDriveユーザおよびグループ
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SharePointの特定のサイトコレクションや、組織のOneDriveユーザ (テスト目的で)
Exchange Online、SharePoint Online、OneDriveのサービスアカウントを準備する際は、同じオプションを使用する必要があります。つまり、すべての対象を同期するか、特定の対象を同期します。
特定の対象を同期して準備するサービスアカウントの場合、 Cloud App Security では手動同期や予約同期はサポートされません。
次の手順では、最初にSharePoint Online用、次にOneDrive用に [ダッシュボード] からSharePoint Onlineのデリゲート アカウントを準備する方法について説明します。
- Cloud App Security 管理コンソールにログオンします。
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次の手順を実行して、SharePoint Onlineを準備します。
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次の手順を実行して、OneDriveを準備します。
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[通知] 画面で、 [Office 365サービスのすべての対象を保護するように拡張されます。] をクリックします。
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表示される画面で、指示を確認して [送信] をクリックします。
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[高度な脅威対策] または [情報漏えい対策] に移動し、保護を拡張する各サービス、つまりExchange Online、SharePoint Online、またはOneDriveの高度な脅威対策ポリシーまたは情報漏えい対策ポリシーを開きます。
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[一般] タブを選択し、 [ここをクリック] をクリックして、すべての対象を手動で同期します。
[送信] をクリックした後、翌日まで待機することもできます。 Cloud App Security はOffice 365環境と1日に1回自動的に同期されます。