ユーザアカウントを手動で設定するか、Active Directoryアカウントを使用して、エージェントツリー内で使用できる詳細なエージェント設定、タスク、およびデータを表示または設定するための権限を割り当てます。
- [管理] > [アカウント管理] > [ユーザアカウント] に移動します。
-
[追加]
をクリックします。
[ステップ1 ユーザ情報] 画面が表示されます。
- [このアカウントを有効にする] を選択します。
-
[役割の選択]
ドロップダウンで、前に設定した役割を選択します。
詳細については、 カスタムの役割の追加 を参照してください。
-
[ユーザ情報]
で、次の項目を設定します。
-
カスタムアカウント : ユーザアカウントを手動で作成する場合に選択し、必要な情報を指定します。
-
ユーザ名 : アカウントの一意のユーザ名を入力します。
-
説明 : アカウントの説明を入力します。
-
パスワード : アカウントが Apex One Webコンソールへのログオンに使用するパスワードと確認用のパスワードを入力します。
重要:パスワードは以下の複雑さの要件を満たしている必要があります。
-
8~32文字の長さ
-
大文字 (A~Z)、小文字 (a~z)、数字 (0~9)、特殊文字をそれぞれ1文字以上含む
-
ユーザ名を含まない
-
印刷できないASCII文字を含まない
-
-
メールアドレス : ユーザアカウントに関連付けられているメールアドレスを入力します。
注:Apex One の通知はこのメールアドレスに送信されます。通知によって、受信者にセキュリティリスクの検出や、デジタル資産の転送について知らせます。
通知の詳細については、 管理者向けのセキュリティリスクの通知 を参照してください。
-
-
Active Directoryユーザまたはグループ : 既存のActive Directoryアカウントまたはグループを使用して Apex One Webコンソールにログオンする場合に選択します。
重要:ユーザアカウントを管理するためには、 Apex One サーバがActive Directoryドメインに属している必要があります。
-
[ユーザ名またはグループ] に、使用するActive Directoryアカウントを入力します。
-
[ドメイン] に、 [ユーザ名またはグループ] が属するActive Directoryドメインを入力します。
-
[検索] をクリックします。
-
[ユーザおよびグループ] リストで、検索結果からアカウントを選択し、 [>] をクリックして [選択されたユーザおよびグループ] リストに追加します。
-
-
-
[次へ]
をクリックします。
[ステップ2 エージェントドメイン制御] 画面が表示されます。
-
すべての
Apex One
ドメインの表示を許可するルートアカウントを選択するか、またはユーザアカウントがエージェントツリー内でアクセス可能な特定の
Apex One
ドメインを選択します。
重要:
ユーザアカウントがエージェントツリーにアクセスしたときに Apex One に表示されるのは、選択されたドメインのみです。ドメインを選択しない場合、 Apex One ではエージェントツリー上のドメインが非表示になります。
-
[次へ]
をクリックします。
[ステップ3 エージェントツリーメニューの定義] 画面が表示されます。
-
[使用可能なメニュー項目]
をクリックして、使用可能なメニュー項目のそれぞれに権限を指定します。使用可能なメニュー項目の一覧は、
エージェント管理メニュー項目
を参照してください。
手順8で設定した エージェント ツリー範囲によって、メニュー項目に対する権限レベルが決まり、権限の対象が定義されます。 エージェント ツリー範囲は、ルートドメイン (すべての エージェント )、または指定した エージェント ツリードメインのどちらかです。
表 1. エージェント 管理メニュー項目と エージェント ツリー範囲 条件
エージェント ツリー範囲
ルートドメイン
特定のドメイン メニュー項目の権限
設定、表示、またはアクセス拒否
設定、表示、またはアクセス拒否
対象
ルートドメイン (すべての エージェント ) または特定のドメイン
たとえば、 エージェント ツリーの [タスク] メニュー項目に対する [設定] 権限を役割に付与できます。対象がルートドメインの場合、ユーザはすべての エージェント に対してタスクを開始できます。対象がドメインAおよびBの場合は、ドメインAとBに属する エージェント に対してのみタスクを開始できます。
選択したドメインのみ
たとえば、 エージェント ツリーの [設定] メニュー項目に対する [設定] 権限を役割に付与できます。この場合、ユーザは選択したドメイン内の エージェント にのみ設定を配信できます。
エージェント ツリーは、[サーバ/ エージェント のメニュー項目] の [ エージェント管理 ] メニュー項目に対する権限が [表示] の場合にのみ表示されます。
-
[設定] の下のチェックボックスをオンにすると、 [表示] の下のチェックボックスも自動的にオンになります。
-
どのチェックボックスもオンにしなかった場合、権限は [アクセス拒否] になります。
-
ドメインを選択して権限を設定している場合、 [選択したドメインの設定を他のドメインにコピー] をクリックして他のドメインに権限をコピーできます。
-
- [完了] をクリックします。
- ユーザにアカウントの詳細を送信します。