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セキュリティエージェント のアイコンが次のいずれかの状態を示している場合、必要な処理を実行します。

状態

説明

パターンファイルがしばらくアップデートされていない

セキュリティエージェント ユーザはコンポーネントをアップデートする必要があります。Webコンソールから、 [アップデート] > [エージェント] > [自動アップデート] の順に選択してコンポーネントのアップデートの設定を行うか、 [エージェント] > [エージェント管理] > [設定] > [権限とその他の設定] > [権限] (タブ) > [コンポーネントのアップデート] の順に選択してユーザにアップデートする権限を付与します。

リアルタイム検索が無効であるか機能していない

リアルタイム検索サービス (Apex One NT RealTime Scan) が停止しているか機能しなくなった場合は、Microsoft管理コンソール (MMC) からサービスを手動で起動する必要があります。

リアルタイム検索が無効

Webコンソールからリアルタイム検索を有効にします ( [エージェント] > [エージェント管理] > [設定] > [検索設定] > [リアルタイム検索設定] )。

リアルタイム検索が無効で、 セキュリティエージェント がスタンドアロンモード

ユーザは、まずスタンドアロンモードを無効にする必要があります。スタンドアロンモードを無効にしたら、Webコンソールからリアルタイム検索を有効にします。

ネットワークに接続されている セキュリティエージェント がオフラインとして表示される

Webコンソールから接続を確認し ( [エージェント] > [接続状態の確認] )、接続状態の確認ログをチェックします ( [ログ] > [エージェント] > [接続状態の確認] )。

確認後も セキュリティエージェント がオフラインになっている場合は、次の手順を実行します。

  1. 接続状態が、 セキュリティエージェント とサーバの両方ともオフラインの場合、ネットワーク接続をチェックします。

  2. 接続状態が、 セキュリティエージェント 側がオフラインでサーバ側がオンラインの場合、サーバのドメイン名が変更されている可能性があり、 セキュリティエージェント はそのドメイン名を使用してサーバに接続します (サーバインストール時にドメイン名を選択した場合)。 Apex One サーバのドメイン名をDNSまたはWINSサーバに登録するか、ドメイン名およびIP情報をエージェントエンドポイントの <Windowsフォルダ>\system32\drivers\etc の「hosts」ファイルに追加します。

  3. 接続状態が、 セキュリティエージェント 側がオンラインでサーバ側がオフラインの場合、 Apex One のファイアウォール設定をチェックします。ファイアウォールで、サーバからエージェントへの通信をブロックし、エージェントからサーバへの通信を許可している可能性があります。

  4. 接続状態が、 セキュリティエージェント 側がオンラインでサーバ側がオフラインの場合、 セキュリティエージェント のIPアドレスが変更されている可能性がありますが、その状態はサーバに反映されません ( エージェント を再ロードした場合など)。 セキュリティエージェント の再配信を実行してください。

Trend Micro Smart Protectionソースが使用できない

エージェントからTrend Micro Smart Protectionソースへの接続が失われた場合は、次のタスクを実行します。

  1. Webコンソールで エンドポイントの位置 画面 ( [エージェント] > [エンドポイントの位置] ) に移動し、 エンドポイント の位置に関連する次の設定が正しく指定されているか確認します。

    • 参照サーバおよびポート番号

    • ゲートウェイIPアドレス

  2. Webコンソールで [Smart Protection Source] 画面 ( [管理] > [Smart Protection] > [Smart Protectionソース] ) に移動し、次のタスクを実行します。

    1. 標準またはカスタムのソースリストのSmart Protection Serverの設定に誤りがないか確認します。

    2. サーバへの接続を確立できるかどうかテストします。

    3. ソースリストの設定後、 [すべてのエージェントに通知] をクリックします。

  3. Smart Protection Serverと セキュリティエージェント 上の次の設定ファイルが、同期されているかどうかを確認します。

    • sscfg.ini

    • ssnotify.ini

  4. レジストティエディタを開いて、エージェントが企業ネットワークに接続されているかどうか確認します。

    キー:

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\PC-cillinNTCorp\CurrentVersion\iCRC Scan\Scan Server

    • LocationProfile=1 の場合、 セキュリティエージェント はネットワークに接続されており、Smart Protection Serverに接続できるはずです。

    • LocationProfile=2 の場合、 セキュリティエージェント はネットワークに接続されておらず、Trend Micro Smart Protection Networkに接続する必要があります。 セキュリティエージェント エンドポイントで、Internet ExplorerからインターネットのWebページを表示できるかどうかをチェックします。

  5. Trend Micro Smart Protection NetworkおよびSmart Protection Serverとの接続に使用する内部プロキシおよび外部プロキシの設定をチェックします。

    詳細については、 内部エージェントのプロキシ設定 および 外部エージェントのプロキシ設定 を参照してください。

  6. 従来型スキャンエージェントでWindows 7、Server 2012、それ以降のバージョンを実行している場合は、tmusaドライバが動作していることを確認します。このドライバが停止していると、エージェントは、Trend Micro Smart Protectionソースに接続してWebレピュテーションサービスを使用できません。