サーバのコンポーネントの複製については、次のシナリオを参照してください。
Apex One サーバのフルパターンファイル |
現在のバージョン: 171 |
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利用可能なその他のバージョン: |
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169 |
167 |
165 |
161 |
159 |
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トレンドマイクロのアップデートサーバの最新バージョン |
173.175 |
171.175 |
169.175 |
167.175 |
165.175 |
163.175 |
161.175 |
159.175 |
157.175 |
155.175 |
153.175 |
151.175 |
|
149.175 |
147.175 |
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Apex One サーバは、現在のフルパターンファイルのバージョンと、トレンドマイクロのアップデートサーバの最新バージョンを比較します。2つのバージョンの差が14以下の場合、サーバは、2つのバージョンの差分に相当する差分パターンファイルのみをダウンロードします。
注:差が14を超える場合、サーバは自動的にフルパターンファイルと、14個の差分パターンファイルをダウンロードします。
実際の例では次のようになります。
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バージョン171と175の差は2です。つまり、サーバにはバージョン173と175がありません。
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このサーバは、差分パターンファイル171.175をダウンロードします。この差分パターンファイルは、バージョン171と175の差分に相当します。
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サーバで差分パターンファイルと現在の完全なパターンファイルが結合されて、最新の完全なパターンファイルが生成されます。
実際の例では次のようになります。
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サーバで、 Apex One がバージョン171と差分パターンファイル171.175を結合して、バージョン175を生成します。
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このサーバには、1つの差分パターンファイル (171.175) と、最新の完全なパターンファイル (バージョン175) が存在します。
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サーバでは、サーバ上にある他の完全なパターンファイルに基づいて、差分パターンファイルが生成されます。サーバがこれらの差分パターンを生成しない場合、以前の差分パターンのダウンロードに失敗した エージェント は自動的にフルパターンファイルをダウンロードします。これによって、結果的により多くのネットワークトラフィックが生じます。
実際の例では次のようになります。
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サーバには、169、167、165、163、161、159のパターンファイルバージョンがあるため、次の差分パターンファイルを生成できます。
169.175, 167.175, 165.175, 163.175, 161.175, 159.175
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このサーバには差分パターンファイル171.175がすでにあるため、バージョン171を使用する必要はありません。
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現在サーバには、次の7つの差分パターンファイルが存在します。
171.175, 169.175, 167.175, 165.175, 163.175, 161.175, 159.175
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このサーバでは、最近の7つの完全なパターンファイルバージョン (バージョン175、171、169、167、165、163、161) が保持されます。これよりも古いバージョン (バージョン159) は削除されます。
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サーバで、現在の差分パターンファイルと、トレンドマイクロのアップデートサーバにある差分パターンファイルが比較されます。サーバにない、差分パターンファイルがダウンロードされます。
実際の例では次のようになります。
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トレンドマイクロのアップデートサーバには、次の14個の差分パターンファイルが存在します。
173.175, 171.175, 169.175, 167.175, 165.175, 163.175, 161.175, 159.175, 157.175, 155.175, 153.175, 151.175, 149.175, 147.175
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Apex One サーバには、次の7つの差分パターンファイルが存在します。
171.175, 169.175, 167.175, 165.175, 163.175, 161.175, 159.175
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Apex One サーバは、追加として次の7つの差分パターンファイルをダウンロードします。
173.175, 157.175, 155.175, 153.175, 151.175, 149.175, 147.175
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これで、トレンドマイクロのアップデートサーバにあるすべての差分パターンファイルが、このサーバに存在することになります。
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最新のフルパターンファイルと14個の差分パターンファイルが、 エージェント から使用可能になります。