通知テンプレートを作成して、エンドユーザに送信する通知メッセージの形式と内容を定義できます。
- [隔離] > [通知設定] の順に選択します。
- [通知テンプレート] タブをクリックします。
- [追加] をクリックするか、既存のテンプレートの名前をクリックします。
- [一般情報] で、テンプレートの名前と説明を指定します。
-
[通知テンプレート]
で、次の設定を行います。
注:
通知テンプレートには、HTMLとプレーンテキストの2つのバージョンがあります。それぞれのバージョンのテンプレートにトークンを組み込んで、通知の受信者に応じてメッセージをカスタマイズできます。以下の各フィールドを右クリックすると、そのフィールドで使用できる選択可能なトークンのリストを表示できます。
-
差出人 : 通知の送信者として表示されるメールアドレスを指定します。
表 1. [差出人] の通知トークン トークン
送信される通知に表示される内容
%DIGEST_RCPT%
通知受信者のメールアドレスが、受信した通知の [ 差出人 ] に表示されます。
-
件名 : 通知の件名を指定します。
表 2. [件名] の通知トークン トークン
送信される通知に表示される内容
%DIGEST_RCPT%
通知受信者のメールアドレスが [件名] 行に表示されます。
%DIGEST_DATE%
通知の日時が [件名] 行に表示されます。
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HTML :
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[インライン処理] の右にあるトグルボタンを使用して、 [インライン処理] を [有効化] にするか [無効化] にするかを指定します。
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[言語] リストから、インライン処理に使用する言語を選択します。
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通知の受信者が通知で実行できるインライン処理をカスタマイズします。
カスタマイズに使用可能なインライン処理は次のとおりです。初期設定では、最初の3つが選択されています。
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配信
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配信して送信者を承認
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送信者をブロック
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送信者ドメインを承認
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送信者ドメインをブロック
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メールクライアントがHTMLメッセージを受信するよう設定されている場合に、通知に表示されるHTMLコンテンツを指定します。
表 3. [HTML] の通知トークン トークン
送信される通知に表示される内容
%DIGEST_RCPT%
通知受信者のメールアドレスがHTML本文に表示されます。
%DIGEST_DATE%
通知の日時がHTML本文に表示されます。
%DIGEST_BODY_HTML%
通知概要がHTML本文にHTMLテーブル形式で表示されます。
%DIGEST_PAGE_COUNT%
通知概要に一覧表示される隔離メッセージの合計数 (最大100) がHTML本文に表示されます。
%DIGEST_TOTAL_COUNT%
新しく検出された隔離中のメッセージの合計数がHTML本文に表示されます。
%EUC_HOST_SERVER%
Trend Micro Email Security エンドユーザコンソールのWebアドレスがHTML本文に表示されます。
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-
プレーンテキスト : メールクライアントがプレーンテキストメッセージのみを受信するよう設定されている場合に、通知に表示されるプレーンテキストコンテンツを指定します。
表 4. [プレーンテキスト] の通知トークン トークン
送信される通知に表示される内容
%DIGEST_RCPT%
通知受信者のメールアドレスがテキスト本文に表示されます。
%DIGEST_DATE%
通知の日時がテキスト本文に表示されます。
%DIGEST_BODY_TEXT%
通知概要がテキスト本文にプレーンテキスト形式で表示されます。
%DIGEST_PAGE_COUNT%
通知概要に一覧表示される隔離メッセージの合計数 (最大100) がプレーンテキスト本文に表示されます。
%DIGEST_TOTAL_COUNT%
新しく検出された隔離中のメッセージの合計数がプレーンテキスト本文に表示されます。
%EUC_HOST_SERVER%
Trend Micro Email Security エンドユーザコンソールのWebアドレスがプレーンテキスト本文に表示されます。
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[テスト用通知メール]
セクションで目的の通知受信者を指定し、
[テスト]
をクリックして通知の配信をテストします。
通知の受信者が通知メッセージを受信します。送信者、通知の件名と内容、および使用可能なインライン処理は、設定と一致します。
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[保存]
をクリックします。
追加または編集した新しいテンプレートが [通知テンプレート] 画面に表示されます。その画面で、必要に応じてテンプレートのコピーや削除が可能です。