[帯域幅制御] 画面から帯域幅制御ルールを追加または編集すると、新しい画面が開き、ルールのオプションを設定できます。
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次の基本的なルール情報を設定します。
項目
設定
ルール名
帯域幅制御ルールの一意な名前を指定します。
説明
(オプション) 帯域幅制御ルールを簡単に識別できる、わかりやすい説明。
有効化
[オン] または [オフ] をクリックして、帯域幅制御ルールを有効化または無効化します。
不要になった帯域幅制御ルールは、 [有効化] を [オフ] に設定するのではなく、削除してください。
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[ユーザ/グループ]
セクションで、帯域幅制御ルールを適用するユーザ、ユーザグループ、またはIPアドレスグループを選択します。
オプションは次のとおりです。
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すべて : 管理コンソールで作成されたか管理コンソールに同期されているすべてのユーザおよびグループ。
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選択したユーザ/ユーザグループ : [ホストされているユーザ] 画面で設定した、組織のActive Directoryサーバと同期されているユーザとユーザグループの中から選択した特定のユーザまたはユーザグループ。
次のユーザまたはユーザグループを除外します : (オプション) 選択したユーザまたはユーザグループのうち、ルールから除外するユーザまたはユーザグループ。
注:ユーザグループは太字で表示されます。
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選択したIPアドレスグループ : [IPアドレスグループ] 画面で設定したIPアドレスグループの中から選択した特定のIPアドレスグループ。 [IPアドレスグループの追加] をクリックして、現在の画面で新規のIPアドレスグループを作成することもできます。
注:次のIPアドレスグループを除外する : (オプション) 選択したIPアドレスグループのうち、ルールから除外するIPアドレスグループ。
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[トラフィックの種類]
セクションで、帯域幅制御ルールを適用するアプリケーションカテゴリを選択します。
オプションは次のとおりです。
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すべて : トレンドマイクロが事前定義しているすべてのアプリケーションカテゴリ
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選択したトラフィックの種類 : トレンドマイクロの事前定義のカテゴリのリストから選択した特定のアプリケーションカテゴリ
注:ルールの作成時、既存の接続についてはルールで制御されません。たとえば、ユーザがSkypeにログオンしているときに、管理者がSkypeの帯域幅の使用を制御するルールを作成した場合、そのユーザは引き続きSkypeを使用できます。ただし、Skypeから一度ログオフして再度ログオンすると、帯域幅制御ルールが適用されます。
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- [スケジュール] セクションで、帯域幅制御ルールを適用する日時を選択します。ルールは、常時適用するか、特定の曜日および時間帯に適用できます。
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[帯域幅調整]
セクションで、帯域幅制御ルールの選択したアプリケーションカテゴリのトラフィックについて、アップストリームおよびダウンストリームの帯域幅の制限とサービス優先順位を指定します。
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保証帯域幅: ルールに一致するトラフィックに使用できる帯域幅
注:アップストリームまたはダウンストリームの保証帯域幅を最大帯域幅より大きくすることはできません。
すべての有効な帯域幅制御ルールのアップストリームまたはダウンストリームの保証帯域幅の合計が [帯域幅制御のグローバル設定] の総帯域幅を超えてはなりません。
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最大帯域幅: ルールに一致するトラフィックに使用できる帯域幅の上限のしきい値
注:帯域幅制御ルールのアップストリームまたはダウンストリームの最大帯域幅の合計が [帯域幅制御のグローバル設定] の総帯域幅を超えてはなりません。
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サービス優先順位: 帯域幅制御ルールに一致するトラフィックのトランスポートチャネルを破棄するかどうかを指定します。これにより、ネットワークの輻輳などでネットワークリソースが通常よりも制限されたときに、トランスポートチャネルで必要なリソースを解放したり、サービス優先順位が低い別のトランスポートチャネルからリソースを優先的に確保したりできます。サービス優先順位は、高いものから低いものの順に [最高] 、 [高] 、 [中] 、 [低] となります。
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- [保存] をクリックします。