TMWSaaS オンプレミスゲートウェイは、設定に応じて、詳しい分析のためにサンプルファイルをクラウド仮想アナライザに送信できるほか、クラウド仮想アナライザによって生成され、Apex Centralから同期された不審オブジェクトを脅威検出のために利用できます。さらに、組織内で導入されたDeep Discovery™ Analyzer (DDAn) にオンプレミスゲートウェイを統合して、HTTP/HTTPSを介した不正プログラムによるAPT攻撃をカスタム保護により防ぐように設定することもできます。
オンプレミスゲートウェイごとに、サンプルファイルを送信するためにクラウド仮想アナライザを使用するかDDAnと統合するかを選択できます。カスタム保護を有効にして設定すると、適合するクラウトアクセスルールでのクラウド仮想アナライザの設定にかかわらず、オンプレミスゲートウェイは、統合されたDDAnにサンプルファイルを送信します。
DDAnによって生成された不審オブジェクトだけが、DDAnが統合されている各オンプレミスゲートウェイに送信されます。オンプレミスゲートウェイがこれらの不審オブジェクトを、組織内で導入された他のオンプレミスゲートウェイにも、 TMWSaaS クラウドにもアップロードすることはありません。
同じ不審オブジェクトの場合、その情報の優先順位は取得元によって決まっており、高いものから順にApex Central、クラウド仮想アナライザ、DDAnとなっています。