ここでは、セキュリティエージェントをデュアルスタックまたはIPv6シングルスタッククライアントにインストールする際の考慮事項について説明します。
OS
セキュリティエージェントは、IPv6アドレス指定をサポートする次のOSにのみインストールできます。
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Windows SBS 2011
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Windows 10 (すべてのエディション)
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Windows Server 2012/2012 R2 (すべてのエディション)
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Windows Server 2016 (Standard、Datacenter、Essentials)
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Windows Server 2019 (Standard、Datacenter、Essentials)
システム要件の全リストについては、次のWebサイトを参照してください。
https://www.trendmicro.com/ja_jp/small-business/worry-free-standard.html#requirement
サポートされるインストール方法
利用可能なすべてのインストール方法を使用して、IPv6またはデュアルスタッククライアントにセキュリティエージェントをインストールできます。インストール方法によっては、セキュリティエージェントを正常にインストールするための特別な要件があります。
インストール方法 |
要件/考慮事項 |
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インストール用Webページおよびメール通知によるインストール |
IPv6シングルスタッククライアントにインストールする場合、ビジネスセキュリティサーバがデュアルスタックまたはIPv6シングルスタックであることと、そのホスト名またはIPv6アドレスがURLの一部であることが必要です。 デュアルスタッククライアントの場合、インストール状況画面に表示されるIPv6アドレスは、 [優先されるIPアドレス] で選択した内容によって異なります。 タブの |
脆弱性検索ツールおよびリモートインストール |
IPv6シングルスタックのビジネスセキュリティサーバは、IPv4シングルスタッククライアントにセキュリティエージェントをインストールできません。同様に、IPv4シングルスタックのビジネスセキュリティサーバは、IPv6シングルスタッククライアントにエージェントをインストールできません。 |
セキュリティエージェントのIPアドレス
IPv6アドレス指定をサポートする環境にインストールされたビジネスセキュリティサーバは、次のセキュリティエージェントを管理できます。
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IPv6シングルスタッククライアントにインストールされたビジネスセキュリティサーバは、IPv6シングルスタックのセキュリティエージェントを管理できます。
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デュアルスタッククライアントにインストールされ、IPv4とIPv6の両方のアドレスを割り当てられているビジネスセキュリティサーバは、IPv6シングルスタック、デュアルスタック、およびIPv4シングルスタックのセキュリティエージェントを管理できます。
セキュリティエージェントは、インストールまたはアップグレード後に、IPアドレスを使用してビジネスセキュリティサーバに登録されます。
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IPv6シングルスタックのセキュリティエージェントは、IPv6アドレスを使用して登録されます。
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IPv4シングルスタックのセキュリティエージェントは、IPv4アドレスを使用して登録されます。
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デュアルスタックのセキュリティエージェントは、IPv4またはIPv6のいずれかのアドレスを使用して登録されます。これらのエージェントで使用するIPアドレスは、 [優先されるIPアドレス] で選択できます。
タブの