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ネットワークに接続された1台以上の遠隔地のエンドポイントにセキュリティエージェントをインストールします。

リモートインストールを使用してインストールするには、次のことが必要です。

確認項目

要件

対象エンドポイント

  • 各対象エンドポイントにログオンするには、管理者アカウントを使用します。

    注:
    • 対象エンドポイントがデスクトップOSで実行されている場合は、最初にビルトイン管理者アカウントを有効にします。

      詳細については、Microsoftのサポートサイト ( https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/dn898563(v=vs.85).aspx ) を参照してください。

    • Windows 10でリモートインストールを実行する場合、Microsoftアカウントで対象クライアントにログインすることはできません。

  • 対象エンドポイントにビジネスセキュリティサーバがインストールされていないことを確認してください。リモートインストールでは、ビジネスセキュリティサーバをすでに実行しているエンドポイントにはセキュリティエージェントはインストールされません。

ファイルとプリンタの共有

エンドポイントで、[ファイルとプリンタの共有] を一時的に有効にします。

注:

社内のセキュリティポリシーでWindowsファイアウォールが無効になっている場合は、Remote Registryに関するセクションに進んでください。

  1. コントロールパネルでWindowsファイアウォールを開きます。

  2. [Windowsファイアウォールによるプログラムの許可] をクリックします。管理者パスワードまたは確認を求められたら、パスワードを入力するか、確認します。[Windowsファイアウォール設定] 画面が表示されます。

  3. [例外] タブの プログラムまたはポートリスト の下で [ファイルとプリンタの共有] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

  4. [OK] をクリックします。

  5. セキュリティエージェントのインストールが完了したら、必要に応じて元の設定に戻します。

ユーザーアカウント制御

ユーザーアカウント制御を無効にします。

注:

次のレジストリキーを変更してユーザーアカウント制御を無効にします。 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System] “EnableLUA”=dword:00000000 .

セキュリティエージェントのインストールが完了したら、必要に応じて元の設定に戻します。

Remote Registry

Remote Registryサービスを一時的に有効にします。

  1. 注:

    Microsoft管理コンソールを起動するには、[ファイル名を指定して実行] で「 services.msc 」と入力します。

  2. [Remote Registry] を右クリックして、 [開始] を選択します。

  3. セキュリティエージェントのインストールが完了したら、必要に応じて元の設定に戻します。

IPv6

デュアルスタックのビジネスセキュリティサーバは、セキュリティエージェントを任意のエンドポイントにインストールできます。IPv6シングルスタックのビジネスセキュリティサーバは、IPv6シングルスタックまたはデュアルスタックのエンドポイントにのみセキュリティエージェントをインストールできます。

  1. [デバイス] に移動します。
  2. [デバイスの追加] をクリックします。
  3. [コンピュータの種類] セクションで、 [デスクトップまたはサーバ] を選択します。
  4. [クライアントのインストール方法] で、 [リモートインストール] を選択します。
  5. [次へ] をクリックします。

    新しい画面が表示されます。

  6. [グループとコンピュータ] ボックスのクライアントリストからクライアントを選択して、 [追加] をクリックします。クライアントのユーザ名とパスワードを入力するよう求められます。
  7. ユーザ名とパスワードを入力して、 [ログオン] をクリックします。 [選択したコンピュータ] リストボックスにクライアントが表示されます。
  8. これらの手順を繰り返して、すべてのクライアントを [選択したコンピュータ] リストボックスに追加します。
  9. [インストール] をクリックします。

    確認ボックスが表示されます。

  10. [はい] をクリックして、エージェントをクライアントコンピュータにインストールすることを確認します。

    セキュリティエージェントのファイルが各クライアントにコピーされている間、進行状況画面が表示されます。

    ビジネスセキュリティサーバによるクライアントへのインストールが完了すると、 [選択したコンピュータ] リストボックスの [ステータス] フィールドにインストール状況が表示され、クライアント名に緑色のチェックマークが表示されます。

リモートインストールを使用したインストールが正常に完了しない場合は、次のタスクを実行します。

  • pingコマンドおよびtelnetコマンドを使用してクライアント/サーバ間が接続されているかどうかを確認します。

  • クライアントでTCP/IPが有効になっているか、またその設定が正しいかを確認します。

  • クライアント/サーバ間の通信にプロキシサーバを使用している場合は、プロキシ設定が正しいかどうかを確認します。

  • Webブラウザで、トレンドマイクロのアドオンおよび表示履歴を削除します。